一冊だけでは終われない!二冊目につなげる出版戦略

1冊出版できたとしても、2冊目を出版するのはなかなか難しかったりします。では、どうすれば二冊目を出版することができるのか、その方法を紹介いたします。

2冊目を出版する方法

2冊目を出版できる著者

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では、二冊目を出せる著者とは、どういう著者なのでしょうか。

 

ポイントは2つ。

  • 一冊目の売れ行き
  • 著者の人間力

 

では、一冊目の売れ行きというのは、具体的にどれぐらい売れればいいのでしょうか?

ひとつは、紀伊国屋書店で500冊以上売ること。

そして、もうひとつは、増刷を二回以上繰り返すこと。

この2つを半年以内にクリアできれば、二冊目を出版できるぐらい売れていると言ってもよいでしょう。

 

この2つを達成するために実践してほしいことが、アマゾンキャンペーンと出版記念セミナーです。

 

アマゾンキャンペーンは、期日を設定して、特典を用意し、ソーシャルメディアでバズを起こして販促する方法です。

一過性のものではありますが、増刷をしやすい状況を作りやすいですし、何より、著者が自分の力で一番売りやすい販促活動でもあります。

 

そして、出版記念セミナーというのは、全国で開催しながら、全国の紀伊国屋で数字を作るために行うものです。

参加料に本代も含め、参加者数分の本を現地の紀伊国屋で買って、配るというものになります。

全体的に紀伊国屋の数字がよいと、出版社の営業も頑張ってくれますし、ロングで売れるようにもなります。

また、何よりも他社から声がかかりやすくなるはずです。

 

次に著者の人間力についてです。

たとえ、著書の売れ行きが無理だったとしても、著者の人間力でカバーすることができる場合があります。

著者の人間力というのは、出版が決まるまでの言動、執筆中の言動、そして本が出たあと言動などです。

これらは、編集担当者はすべて見ています。

あなたが利用しているソーシャルメディアの言動もすべて見られていると思った方がよいでしょう。

原稿の締切りが過ぎているのに、日本酒抱えて、飲んだくれている写真とかをアップする人が、たまにいらっしゃいますので、気をつけてください(笑)

 

そして、それらを見られたとき、「この人とまた一緒に仕事したいなぁ~」と思ってもらえるかどうかです。

本作りは、人と人で行うものです。

相手が一生懸命やってくれるのであれば、たとえ売れ行きはイマイチだったとしても、もう一度、チャンスを与えてしまいたくなるのが人情というものです。

逆に、どんなに売れた著者でも、偉そうな態度を取られると、二度と一緒に仕事をしたいとは思いませんよね。

「この人とまた一緒に仕事したいなぁ~」と思ってもらえるには、何も一生懸命というだけでなく、仕事が丁寧とか、頭の回転、切れ味が鋭い、気持ちがいい、楽しい、刺激的など、いろいろな要素がありますよね。

もちろん、相手との相性ということもあるでしょう。

ただ、いずれにしても、相手に「この人とまた一緒に仕事したいなぁ~」と思わせることが重要であるということです。

 

いずれにしても、この一冊目の売れ行きと著者の人間力。

どちらかがなかったら、二冊目につながることはないと思った方がよいでしょう。

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