編集プロダクション フリーペーパー

*

出版後の人間力はどこで見られるか

公開日: : 2冊目を出版する方法

出版したあとも、著者の人間力は見られています。

では、編集者が、出版後のどこを見ているのでしょうか?

 

それは、ひと言で言ってしまうと、「出版したことに対する気持ち」ですね。

 

たとえば、フェイスブックで出版したことに対する気持ちを書くこともあると思うんですけど、その時に本を出版した自慢ばかりを投稿していて、編集者とか、影でさんざん苦労してきた人たちへの労いがないと、本当にガッカリします。

ひどい場合は、謙虚さや感謝なんて微塵もなく、あくまでも「自分の力で出版しました」「頼まれて出版してあげた」みたいなスタンスの著者さんもいらっしゃいます。

逆に、謙虚過ぎて、「実績がない」「とにかく出版したい」「ちっぽけな存在」「国語は苦手科目」というスタンスの著者さんもいらっしゃいます。

編集者としては、どっちも嫌ですよね。

 

また、出版したことでもてはやされる場に居合わせることもよくあります。

そいう時、多くの人は、本が出た瞬間から、自分を売り出すんですね。

だからセミナーを開いても、自分を売ってばかり、自慢ばかり…。

でも、まだ本が売れていないのなら、しっかり本を売ることも意識してもらいたいなぁ~と思います。

 

あとは、ソーシャルメディア。

出版したら、必ず、鼻高々になられる方がいらっしゃいます。

そういう人は、意識をしなくてもソーシャルメディアににじみ出てきます。

投稿する文体が変わりますからね。

そうなると、出版前に周りにいた人も疎遠になってしまい、疎遠になった人から悪評が発生して、ますます本が売れなくなることもしばしば。

本当に気を付けてほしいです。

 

最後は、本を出したら、パッタリと音信不通になってしまう著者さん。

寂しいですね、やっぱり。

私たちとしては、一緒に本づくりという修羅場を乗り越えた戦友が疎遠になるわけですから。

本が売れなかったから連絡しづらい、というのはあるかもしれませんが…。

 

これらのことは、すべて「出版したことに対する気持ち」という一言に集約されます。

 

出版して嬉しいという気持ちは分かりますが、出版したからといって、著者自身の何かが急激に変わるわけではありません。

奢らず、謙虚に、軸をぶらさずに、出版できたことを感謝する気持ちを持ってください。

そして、せめて増刷が決まるまでは、一生懸命に本を売るということに注力してもらいたいものです。

 

ad

関連記事

no image

執筆中の人間力はどこで見られるか

著者の人間力は、どういう時に表れるのか? まずは、企画が通ったあとの、執筆中で考えてみました。

記事を読む

no image

継続的に出版をする上で気をつけること

一冊目の売れ行きと著者の人間力。 この2つが揃うと、人気著者になれることでしょう。 &n

記事を読む

no image

出版した一冊目をたくさん売るために

出版した本を売らないといけないことは書きましたが、では、本をうるために何をすればいいのかを書こうと思

記事を読む

no image

2冊目を出版できる著者

では、二冊目を出せる著者とは、どういう著者なのでしょうか。   ポイントは2つ

記事を読む

no image

出版後の致命的な言動

せっかく出版をしても、そのあとの致命的な言動というものがあります。   やっぱ

記事を読む

no image

出版は1冊では意味がない

まず、出版は1冊では意味がない、ということを再確認してください。 最初のうちは、サインを求めら

記事を読む

no image

一冊目の売れ行きと著者の人間力、どっちかが欠けていたら

二冊目を出すために必要な、一冊目の売れ行きと著者の人間力。 この2つが揃っていることが理想です

記事を読む

no image

両方揃うと、殺到する出版のオファー

二冊目を出すために必要な、一冊目の売れ行きと著者の人間力。 もし、この両方が揃ったら、間違いな

記事を読む

no image

執筆中の致命的な言動

企画が通ったとしても、執筆中の致命的な言動というものがあります。   その一番

記事を読む

no image

フェイスブックを使って本を紹介してくれるファンを獲得する方法

本を紹介してくれるファンを獲得するためには、フェイスブックが一番です。   本

記事を読む


ad

  • ▼10年連続、50冊以上の出版を決めてきた▼
    本物のノウハウ!



    • 出版後の致命的な言動
    • せっかく出版をしても、そのあとの致命的な言動というものがあります。   やっぱり“態度が急変する人”は多いですね。 続いて、“本を売るより、自分を売る人”。 あとは、“本の存在を大切にしない人”もいます。 &n […]
    • 両方揃うと、殺到する出版のオファー
    • 二冊目を出すために必要な、一冊目の売れ行きと著者の人間力。 もし、この両方が揃ったら、間違いなく、オファーが殺到します。 次から次へといろんな出版社が手を挙げてきます。 だからといって、簡単に安請け合いをしてはいけません […]
    • 出版後の人間力はどこで見られるか
    • 出版したあとも、著者の人間力は見られています。 では、編集者が、出版後のどこを見ているのでしょうか?   それは、ひと言で言ってしまうと、「出版したことに対する気持ち」ですね。   たとえば、フェイス […]
    • 執筆中の致命的な言動
    • 企画が通ったとしても、執筆中の致命的な言動というものがあります。   その一番が“締切りを守らない人”。 私たち編集者というのは、出版社に入社して最初に先輩から教えられることが、「親の死に目にあえると思うな」と […]
    • 執筆中の人間力はどこで見られるか
    • 著者の人間力は、どういう時に表れるのか? まずは、企画が通ったあとの、執筆中で考えてみました。   編集者が、この人とまた一緒に仕事がしたいな、と思うのはだいたい下の4つです。 理解力が高く、手間いらず 一所懸 […]
PAGE TOP ↑